【トレース~科捜研の男~】を手短にご紹介

おすすめ(80~89点)

おすすめ度:80点(おすすめ)

ズバッと内容:科捜研の男が過去の事件の恨みを晴らす

 トレース~科捜研の男~は2019年冬、フジ系、毎週月曜夜9時に放送されました。主演は錦戸亮さんです。科捜研の〇と他に有名なドラマがありますが、それとはまったく違います。

他の主な出演者(敬称略)は、新木優子、山崎樹範、岡崎紗絵、矢本悠馬、加藤虎ノ助、山谷花純、小雪、遠山俊也、篠井英介、千原ジュニア、萩原聖人、船越英一郎です。

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内容

25年前起きた武蔵野一家殺人事件は、警視庁の上層部からの指示で捜査途中で長男の無理心中として処理されました。この事件の生き残りが真野礼二(錦戸亮)です。当時、真野は10才、名前は源礼二でした。たまたま学校にいていたので事件に巻きもまれずに生き残りました。その後、礼二は親族に引き取られ、真野礼二として大人になり、科捜研の研究員として働いきながら当時の事件の真相を探ります。

そんな中、真野は虎丸刑事やノンナ研究員と仕事を共にすることとなり、多くの事件を真野の科学的な分析(証拠)と虎丸の刑事の感が解決していきます。そして、ある日、武蔵野一家殺人事件の関係者が殺害され、当時の真相に近づいていく。


真野礼二が”科学的知見”を重視するやり方で事件を解決する一方、虎丸刑事は”刑事の勘”を重視して事件を解決していきます。真野の言っている事は正しいのですが、事件を解決するポイントでは虎丸刑事の感が鋭く当たります。初めはぶつかり合うことが多かった2人も、武蔵野一家殺人事件が動き出すころには、お互いの信頼感が芽生えてきます。

押して、物語の終盤、25年前の事件の真相が見えてきます。真野礼二の両親、姉(仁美)が兄に殺され、その兄(義一)も自殺したと処理されていましたが、真相は違いました。裏に警視庁をコントロールできる黒幕・檀浩輝(千原ジュニア)がいました。彼の父親は25年前、警視総監で、浩輝自身も現在、最年少で刑事部長に出世しています。

すべては壇浩輝の異常な性格が生み出した悲劇でした。礼二の兄・義一を映画館で見つけた時にキラキラ輝いていたので、真野一家を殺害し、義一も自殺に見せかけて殺したのでした。そして、すべて、闇に葬り去られ、すべてを礼二の兄が犯したこととなっていました。

真相にたどり着いた真野は壇と直接戦います。しかし、突然現れた早川(萩原聖人)がこれまでの恨みを晴らすために壇をナイフで刺しました。早川は檀に弱みを握られ操られていた恨みを晴らしたのでした。真野はその直後に駆け付けた虎丸とノンナに救急車を手配させて、壇は一命を取り留めた。真野は檀を殺さずに済みました。

登場人物

 

真野礼二 – 錦戸亮

真野礼二(まの・れいじ)は警視庁科学捜査研究所の法医研究員です。膨大な知識と高い鑑定技術、他人とは違う独自の着眼点を持ち、その実力は周囲から高く評価されています。その反面、クールで協調性がなく科捜研内では浮いた存在です。

事件について一切の主観や憶測を排除し、「鑑定結果こそ真実だ」という信念のもと数々の難事件の鑑定を行います。しかし、25年前の武蔵野一家殺人事件の生き残りで、その事件の真相を探っています。

沢口ノンナ – 新木優子

沢口ノンナ(さわぐち・のんな)は警視庁科学捜査研究所の新人法医研究員です。真野と一緒にコンビを組むことが多く、真野から多くの事を学びます。

被害者や残された遺族に感情移入しやすく、真野から指摘されることもありますが、真実を明らかにしてあげたいという強い気持ちも芽生えていき、真野とはいいコンビになっていきます。真野に振り回されながら、そして自分自身に迷いを感じながら法医研究員として成長していきます。

虎丸亮平 – 船越英一郎

虎丸亮平(とらまる・りょうへい)は警視庁捜査一課の刑事です。自身の経験から得た”刑事の勘”を頼りに捜査を進めます。

客観的事実と証拠にこだわる真野と対立しますが、気が付けば真野とともに事件を解決しています。そして、いつしか真野と信頼関係が出来上がっていきます。

相関図

 

ドラマを見終えて

虎丸刑事の昭和感が凄かった。さすがサスペンスの王様である。月9に登場してくると重さが違いました。真野と虎丸のコンビは見ごたえありました。ドラマ終盤での信頼関係の構築は見ていて伝わってくるものがありました。

初めから千原ジュニアが演じる檀浩輝は怪しいと思っていましたが、人間性がこんなに狂気であるとは想像していませんでした。終盤の檀の行動の異常さには見ていて恐怖さえ感じました。精神異常者が最も厄介かもしれないと感じたドラマでした。

ドラマとしては終盤一気に盛り上がりを見せ、目が離せない展開となりました。船越英一郎の熱血演技もはじめは暑苦しいと感じていましたが、このドラマの重要なアクセントになっていました。錦戸亮の冷静だが熱い信念を持つ礼二の演技は素晴らしかったです。

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