ウソの世界

ショートストーリー

夏の花火大会の夜、浴衣姿の君を見かけた

浴衣姿の君は僕を誘っている

その夜、僕たちは大きな花火を打ち上げて別れた

秋になり、図書館で君を見つけた

図書館で本を探す君と僕の手が重なると、

目も重なる

久しぶりと声をかけると、僕たちは図書館を出る

冬、ケーキ屋さんでバイトをしている君を見かけた僕は

君に声をかける

今日はクリスマスイブ

僕はバイトが終わる君を待ってその夜を一緒に過ごす

春、新しい生活を始めた君は寂しさのせいか僕にメールを送ってくる

僕たちはサクラの下で待ち合わせをしてカフェで食事をする

再び夏が来た、君と出会って1年が過ぎたが、今、君はどこにいるのだろう。

君と出会った花火大会に行くと、君を見つける

でも、君の横には僕の親友がいる

な・ん・で

僕が君に話しかけると君は・・・。

朝になり僕の目が覚めた

これは夢だったのかと思いを巡らすと、君が着ていたサンタクロースの服がある

やっぱり夢じゃなかったんだ

好きな人と親友を失ってうなだれる僕はもう一度目を覚ます

夢の中で夢を見ていた?

いや、違う!これは全部僕のウソ、君は僕を騙していない

僕は自分が作ったウソの世界を歩いている

いつからウソの世界を歩いていたのか 覚えていない

再会した笑顔
同窓会、10年ぶりに君に再会できる 会場で君を見つけた時には安心した 全然変わっていない服のセンスと笑い方 君が友達と楽しそうに話している姿を私は遠くから見ている 近づくタイミングを計っている自分に気が付いたのは間も...
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